貯蓄とNISAを続けて、本当に資産を積み上げられるのか。2026年8月31日の473,848円を開始地点に、毎月の変化を記録していきます。今回が第1回です。
9月30日時点の合計は555,406円。8月末から81,558円増えました。ただし、この増加額がそのまま投資の利益というわけではありません。貯蓄への入金とNISAの買付を分けて見ると、今月は積み立てたお金が増加を支えています。
投資を始めて約3か月。数字は増えた一方で、「このまま続けると本当に資産形成になるのか?」という感覚も残っています。結果だけでなく、そんな途中の迷いも記録します。
この記事でわかること
- 2026年9月末の貯蓄・NISAと、8月末からの変化
- 貯蓄への入金・NISAの買付と、評価額の変動の違い
- 続けてみて感じた迷いと、10月に検討すること
何を、なぜ試しているのか
この企画「資産0からの資産形成」では、少ない状態から貯蓄とNISAを続け、本当に積み上げていけるのかを実数で追います。企画名は「資産0から」ですが、この連載の記録開始値は0円ではなく、2026年8月31日の473,848円です。
開始時の内訳は、貯蓄370,046円、NISA評価額103,802円。正直まだ少ないとは感じますが、これまでなかなか貯金できなかった自分にとっては、「ついに始まったか……」という感覚もありました。
記録するのは貯蓄専用口座とNISAです。増えた月だけでなく、減った月や思うように貯められなかった月も残します。
9月はどのような条件で続けたか
基本ルールは、貯蓄に月40,000円、NISAに月40,000円を入れること。今回の集計期間は2026年9月1日から9月30日です。
9月の通常買付の実績は、オルカン10,000円、S&P500 30,000円でした。以前考えていたS&P500 25,000円・オルカン15,000円という配分案とは分け、この記事では実際に買い付けた金額を記録しています。ポイント投資も通常買付と分けて集計しました。
9月末の資産と8月末からの変化
| 前月末合計 | 473,848円 |
|---|---|
| 今月末合計 | 555,406円 |
| 前月比 | +81558円 |
| 開始時比 | +81558円 |
| 貯蓄 | 410,046円 |
| NISA評価額 | 145,360円 |
貯蓄は370,046円から410,046円へ+40,000円。NISAは103,802円から145,360円へ+41,558円でした。第1回なので、前月比と開始時比はどちらも+81,558円です。
NISAの投資先別評価額
| 投資先 | 評価額 |
|---|---|
| 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 25,509円 |
| 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド | 116,819円 |
| Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型) | 3,032円 |
| 合計 | 145,360円 |
8月末の3商品別評価額と、8月末までの正確な累計買付元本は未集計です。後から推測して補ってはいません。
入金と評価額の変動を分けて振り返る
貯蓄専用口座への入金は40,000円で、取り崩しはありませんでした。NISAの買付は次のとおりです。
| 投資先 | 通常買付 | ポイント投資 |
|---|---|---|
| オルカン | 10,000円 | 1,109円 |
| S&P500 | 30,000円 | 1,431円 |
| Tracers 日経平均高配当株50 | 0円 | 177円 |
| 合計 | 40,000円 | 2,717円 |
NISA買付の合計は42,717円。9月中の売却・取崩し・分配金はありません。
月次の評価額変動把握値は−1,159円
NISAの月末評価額差+41,558円から、9月の買付42,717円を差し引くと、−1,159円です。
計算は、145,360円 − 103,802円 − 42,717円 = −1,159円。この数字は、9月の評価額変化から買付を除いた月次の評価額変動把握値として記録しています。楽天証券画面の通算評価損益ではありません。
全体も、貯蓄入金40,000円 + NISA買付42,717円 − 月次の評価額変動1,159円 = 合計の増加81,558円となり、月末残高の差と一致します。
楽天証券の通算評価損益は別の指標
9月30日時点の楽天証券画面には、通算評価損益−319円(−0.21%)と表示されていました。月次の評価額変動把握値−1,159円とは集計範囲が異なるため、別の指標として扱います。どちらかをもう一方の損益として読み替えません。
今月やったことと、残った迷い
今月は貯蓄40,000円とNISAの通常買付40,000円を続け、ポイント2,717円も追加で投資しました。月末の残高と買付を照合することで、合計の増加と投資による評価額の変動を分けて記録できました。
一方で、Tracersをこのまま持ち続ける意味は、あらためて考えたいところです。「今の自分には持つ意味が薄いのでは。オルカンとS&P500に統一しようかな」と迷っています。
投資を始めてまだ約3か月で、成果の実感はありません。「今はこんなものなのかな」「これをずっと続けると本当に資産形成になるのか?」というのが率直な気持ちです。今月の数字だけで、成功・失敗という結論にはしていません。
現時点でわかったこと
9月末の合計は555,406円で、開始時より81,558円増えました。ただ、今月の増加を支えたのは主に入金と買付です。合計残高が増えたことと、投資の成果が出たことは分けて見る必要がありました。
今回わかったのは、毎月入れた金額と月末残高を並べると、増減をひとつの数字で済ませずに振り返れるということ。資産形成の最終的な成果は、これからの記録で追っていきます。
10月に検討すること
- Tracersを持ち続ける意味を再検討する
- オルカンとS&P500へ絞る案を考える
- 貯蓄・NISAの月次記録を継続する
売却や配分変更は、まだ決めていません。実際に変更した場合は、次の月次記録で理由と実績を残します。
この記録を参考にする際の条件
少ない資産から貯蓄とNISAを続ける途中経過や、入金と評価額の変動を分けた記録を見たい人には、参考になるかもしれません。一方、短期間の成果や投資先のおすすめを知るための検証ではありません。家計の条件や投資を始めた時期が異なる人へ、この結果をそのまま当てはめることはできません。
これは私個人の実践記録です。特定の投資先の購入・売却を勧めるものではなく、将来の成果を保証するものでもありません。
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記録基準日・最終確認日:2026年9月30日。数値は本人の貯蓄残高・楽天証券画面・9月の買付実績に基づきます。